子犬の留守番は、初めて犬を迎えた多くの飼い主さんが悩むポイントです。
「泣いたらどうしよう…」「吠え続けたら近所迷惑にならないかな…」
そんな不安を抱えるのは、とても自然なことです。
この記事では、
子犬が安心してひとりの時間を過ごせるようになる “やさしい留守番トレーニング” を
まとめました。

子犬がクレートで落ち着いてお留守番している様子です。
1. 子犬が留守番を苦手に感じる理由とは?
子犬にとって、家族と離れることは “世界が突然静かになる” ような体験です。
・不安や寂しさ (初めての環境で心細くなりやすい時期)
・飼い主さんへの依存が強い時期 ( “どこ行くの?” と不安になりやすい)
・刺激が少なく退屈になりやすい (暇を持て余すと吠えやすい)
「できない」のではなく、まだ練習が必要なだけ。
そう伝えることで、飼い主さんの不安も軽くなります。
2. 子犬の留守番で絶対にやってはいけない対応
・いきなり長時間の留守番をさせる
・帰宅時に大げさに反応する
・吠えたからといって叱る
どれも不安を強めてしまい、留守番が苦手になる原因になります。
3. 今日からできる子犬の留守番トレーニングステップ

飼い主の帰りを静かに待っている犬の姿です。
ステップ1:まずは “姿が見えない数秒” から
部屋を出てすぐ戻る。
静かに、淡々と戻るのがポイント。
ステップ2:短い時間の積み重ね
30秒 → 1分 → 3分 → 5分 落ち着いていれば次のステップへ。
できたら、
「いい子だね」と落ち着いた声で褒めてあげると子犬は “これで合ってるんだ” と安心できます。
ステップ3:玄関の音に慣らす
靴を履く音、ドアを開ける音だけを聞かせる練習。
実際には外に出ず、すぐ戻る。
ステップ4:短時間の外出に挑戦
1〜3分の外出から。
帰宅時は大げさに褒めず、静かに。
ステップ5:少しずつ時間を伸ばす
10分 → 20分 → 30分 子犬の様子を見ながら、無理なく進める。
4. 留守番中の不安を減らす工夫
●生活音(テレビ・ラジオ)を少し流す
静かすぎる環境は、子犬にとって不安を感じやすいものです。
テレビやラジオを小さな音で流しておくと「いつもの生活音」が聞こえて安心しやすくなります。

テレビに興味津々な犬の様子です。
●噛んで遊べるおもちゃを置く
子犬は退屈になると不安が強くなりやすい時期です。
噛んで遊べるおもちゃを置いておくと、ひとりの時間も楽しく過ごせて、
気持ちが落ち着きやすくなります。
●飼い主さんの匂いがついたタオル
大好きな家族の匂いは、子犬にとって大きな安心材料です。
飼い主さんの匂いがついたタオルをそっと入れておくと、 「そばにいるみたい」と感じて
落ち着ける子が多いです。
●部屋の温度・明るさを一定に
暑すぎたり寒すぎたり、急に暗くなる環境は不安のもとになります。
留守番中は、部屋の温度や明るさを一定に保つことで、
子犬が安心して過ごせる“いつもの空間”を作ってあげられます。
●誤飲しやすいものを片付けておく
子犬はなんでも口に入れて確かめる時期です。
特にティッシュ・紙くず・アクセサリー・コード類は、子犬が興味を持ちやすいので、
手の届かない場所に片付けておくと安心です。
子犬が安心できる環境づくりは、留守番成功の大きなポイントです。
安心して過ごせる空間を整えてあげることで、子犬の不安もぐっと減っていきます。
5. 月齢別の留守番のポイント
・生後2〜4ヶ月 短時間の練習が中心。数秒〜数分の積み重ね。
・生後4〜7ヶ月 好奇心が増え、吠えやすい時期。おもちゃや環境づくりが重要。
・生後7ヶ月以降 落ち着きが出てくる時期。少し長めの留守番にも挑戦。
よくある質問(Q&A)

飼い主と一緒に学んでいるようなユニークなイメージです。
● どれくらいで留守番に慣れますか?
数週間〜数ヶ月で落ち着く子が多いです。
ただ、月齢や性格によってペースはさまざまなので、焦らなくて大丈夫です。
最初は数秒の練習でも、 「落ち着いて待てた」という小さな成功を積み重ねることで、
子犬は少しずつ“ひとりでも安心できる時間”を伸ばしていけます。
ゆっくりで大丈夫。あなたと子犬のペースで進めていきましょう。
● 吠え続けたらどうすればいい?
吠え続けてしまうのは、「ちょっと不安だよ」というサインです。
そのときは、無理をせずに “できるところまで” ステップを戻してあげましょう。
たとえば、
- 姿が見えない数秒の練習に戻る
- 玄関の音だけ聞かせる練習に戻る
- 30秒だけ外に出てすぐ戻る
「できたね、いい子だよ」 と落ち着いた声で褒めながら進めると、
子犬は安心して次のステップに進めるようになります。
● ケージに入れるのはかわいそう?
ケージは “安心できる小さなお部屋”。
正しく慣らせば、むしろ落ち着ける場所になります。
最初は短い時間から、 「中に入る → 落ち着ける → 褒められる」 という流れを作ってあげると、
子犬は自然とケージを好きになっていきます。
ケージで落ち着けるようになると、 留守番だけでなく夜泣き対策や来客時にも役立つ、
“安心のベースキャンプ” になってくれます。
わんにゃんポイント
留守番は「かわいそうな時間」ではなく、 子犬が自立していくための大切なステップです。
できたことを褒めながら、ゆっくり進めていけば大丈夫。
焦らず、優しく、少しずつでいいんです。
まとめ|留守番はゆっくりで大丈夫
ここまで読んでいるあなたは、すでにわんちゃんの気持ちに寄り添ってあげられる、
とても優しい飼い主さんです。
子犬期には、留守番以外にも覚えておきたいポイントがたくさんあります。
迷ったときに役立つ関連記事をまとめておきますね。
【関連記事】
・初めて犬を迎えるときの準備リスト|お迎え当日〜1週間の過ごし方まで完全ガイド
・子犬のトイレの教え方|失敗しない環境づくりと手順

クレートの中で安心して眠っている様子です。
留守番は、子犬の成長に欠かせない大切なステップです。
叱らず、優しく、正しい手順で進めていけば、 わんちゃんは必ず
“ひとりの時間も安心して過ごせる子” に育っていきます。
あなたとわんちゃんの毎日が、もっと安心で、もっと楽しい時間になりますように。

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